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カウンセラーと施術者

今日は美容整形のカウンセリングについてのお話です。
実際に美容整形外科を訪れたことはありますか?
それでは内科や外科などではどうでしょう。
例えば風邪だと思って行ったら、花粉症だったというような、
自己判断が間違っていたというケースが美容外科でも起こり得るのです。
大きな美容整形外科では、たくさんの患者を受け入れるために
カウンセリングをする方と施術を行う方が別々の医院があります。
しかし整形を受ける側の様々な要望をカウンセラーが聞き、
カルテに起こし、それを施術者が読み取るという段階を経たとき、
細かいニュアンスまでうまく伝わるのだろうか、という疑問があります。
もしくは、患者さんの希望している施術が正しい解決方法と異なっているという場合でも、
カウンセリングで受けたものをそのまま施術してしまうことがあるのではないかと思うのです。
ご本人の希望が伝わらない可能性はもちろん、希望する技術を試したことがあるか、
患者さんの希望しているものが症状と合っているのかを見極めるのは、
施術者本人でないと難しいものだと私は思います。
少なくとも施術者が経験した事が無い技術をカウンセリングで受けてしまうと、
術後の完成形が想像できない、正しいアフターケアができない、
希望するイメージと違うものになってしまった、というようなトラブルが起こりやすくなるでしょう。
もちろんそういうシステムすべてを否定するわけではないのですが、
当院にいらっしゃる患者さんの中で「要望と違うものになった」と、
施術のやり直しを希望する方が少なくないのは事実なのです。
術者自身の経験を持って正しくカウンセリングを行っているかどうかを見極めるのは、
美容外科でのトラブルを回避するのに必要なポイントと言えるのではないでしょうか。

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